MTMとは、メディカルトリートメントモデルの略で、例えると口腔内の健康診断です。
口腔内の二大疾患である「むし歯」「歯周病」の現状とリスク(なりやすさ)を検査分析します。では、なぜ検査をするのでしょうか?
一人ひとり個性があるように、口腔内の状態やリスク(なりやすさ)も異なります。むし歯や歯周病になる原因を調べ、改善しない限り、また繰り返し発症します。
その検査結果をもとに、患者さん自身に口腔内の状況を把握していただき、生活習慣やセルフケアの見直し改善等の予防プランを提案・実行するところからスタートし、
定期的なメインテナンスに通っていただきます。
”生涯、自分の歯で食べて話して笑うこと”だと、私たちは考えています。
ただ、歯科医院にクリーニングに行くだけでは予防が達成されません。なぜなら、むし歯や歯周病になってしまった原因が1人1人異なるからです。現在の口腔内に至った原因を調べ、その予防策を立てます。そうして、歯を失わないように治療だけでなく今の口腔内にあったセルフケア(予防策)を知ることはとても重要です。
また、セルフケアが実践され、上手く継続されているか歯科衛生士にチェックしてもらうことも必要となります。
そして、生涯、歯を健康な状態で保ち、噛めることこそが、本来ある予防歯科だと思います。
歯科医師を増やし治療中心の医療にシフトした日本国民の口腔内は、予防中心の先進国スウェーデンなどと比べると約20倍の速度で歯を失い、なんと80歳では半分の人が総義歯になってしまいました。
スウェーデンでは、きちんと予防を続けた人はむし歯や歯周病で歯を失うことはまれなことだとデータでも証明されています。
●初診
現状を知るための検査からスタートします。
レントゲン撮影
口腔撮影
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●初期治療(口腔環境改善)
カリオグラム
サリバセット
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●治療
口内環境が改善し、むし歯や歯周病のリスクが抑えられてから、必要であれば歯科医師による治療を行います。
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●再評価
う蝕レーダーチャート
カリオグラム結果
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●メインテナンス
当院で定期的にプロフェッショナルケアをうけていただき、必要に応じてレントゲン撮影や検査、治療などを行い健やかな口内環境を維持します。